ロコモについて
ロコモとは
ロコモとは正式名称を、ロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome)といいます。
最近では、テレビや雑誌で取り上げられて注目を集めていますね。
日本語にすると、運動器症候群となります。運動器(ロコモティブ)は筋肉や骨、関節などを指しています。
ロコモは東京大学大学院整形外科教授の中村耕三さんによって提唱されました。
ロコモの定義は、運動器の障害によって介護が必要になる可能性が高い状態であることです。
中村耕三さんによれば、寝たきり予備軍は全国に約4700万人もいるそうです。
ロコモとメタボ
メタボとはメタボリックシンドロームのことで、内臓脂肪型肥満と高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態のことをいいます。
さて、ここでメタボとロコモの関係ですが、メタボになることでロコモになる可能性が高まる場合があります。
メタボになるということは、体重により特にひざや股の関節に負担が掛かっていることになります。
年齢を重ねていると、骨も弱って変形が生じる場合もあります。また関節の可動域が狭くなり痛みも出てくるかもしれません。
痛みが出ると、人はなるべく動かないようにしてしまいます。つまり、筋肉が弱っていくということです。
このまま進むと将来歩けなくなる可能性があります。この状態をロコモといえます。
メタボの改善や対策をすることが、ロコモになる可能性を少しでも減らすことができると思います。
ロコモ対策の運動(ロコトレ)
ロコモ対策の運動のことを、ロコモーショントレーニング、略してロコトレといいます。
その中でロコモ対策として効果のある方法を紹介します。
◆ロコトレスクワット
足首を30度ぐらい外側へ、足を肩幅より広く開きます。
手を前に出しながら、イスに座るつもりでお尻をゆっくり下ろしていきます。
90度を超えないようにしますが、痛みを感じるようであれば、支えなどを使って下ろしすぎないようにします。
これを5回ほど、1日3回行います。
◆ロコモーションダイナミックフラミンゴ
片方の足を5センチ1分間上げ続けます。
両足ともそれぞれ行い、1日3回行います。
他にもウォーキングや水泳も効果的なので自分に合ったものを続けてみるとよいでしょう。
ロコモ対策の体操
体操を行うことで、関節をやわらかくします。基本的にひざと股関節を中心にストレッチを行います。
脚を前後に広げて背筋は伸ばした状態にして腰を落とし、関節と筋肉を伸ばします。
他にも、座った状態で片足ずつ上にあげて関節の曲げ伸ばしを行います。
ラジオ体操も効果的なので、毎日行うとよいでしょう。
ロコモ対策にはダイエットが効果的
ロコモ対策を挙げて来たわけですが、ダイエットと同じようなことをやっていると思います。
もちろん単に体重を落とすものではなく、運動で筋肉を付け、基礎代謝量を増やして、体脂肪を落としていくような健康的なダイエットです。
メタボ対策になりますし、しいてはロコモ対策にもなります。
肥満ぎみな方や運動不足の方には特に行った方がよいでしょう。
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